はじめに
私たちは、御前崎でサーフィン国際大会を開催するために
地域団体・地元企業が中心となって立ち上げた、WSL御前崎プロ実行委員会です。
過去4回、国際大会の開催実績のあるwhitebuffalosさんを冠スポンサーに迎え、
「whitebuffalo OMAEZAKI PRO」という名前で
女子プロ大会・男女ジュニア大会の開催が決定しました。
御前崎市では初めてとなるサーフィン国際大会を開催することで、
サーフィン競技のさらなる普及を目指すとともに、ジュニア大会を通して、
オリンピック出場を見据えた次世代サーファーの育成も図りたいと考えています。
そして、御前崎市ロングビーチが世界大会も開催できるサーフスポットであることをアピールし、
御前崎市=サーフタウンという認知を広げていくべく、
チーム一丸となって大会準備を進めていきます!
より多くの方に大会を知ってもらい、盛り上げていけるよう、
応援のほどよろしくお願いいたします。
このプロジェクトについて
今回のプロジェクトでは、静岡県・御前崎市ロングビーチで開催が決定したワールドサーフリーグ(WSL)公認のクオリファイシリーズ(QS)イベント「whitebuffalo OMAEZAKI Pro」をより多くの方に知ってもらい、盛り上げていくことを目指します。
ワールドサーフリーグ(WSL)とは
世界のプロサーフィンツアーを統括するグローバル組織。
ツアーのコンテストは世界中の良質なサーフポイントで、世界で最もレベルの高いサーファーが参加し、世界チャンピオンを決定するチャンピオンシップツアー(CT)や、予選シリーズのクオリファイングシリーズ(QS)、ロングボードチャンピオンシップ、ジュニアチャンピオンシップ、ビッグウェーブツアー等を開催しています。
サーフブランドを始め、多くの企業も協賛し行われ、世界ランキングが争われています。
クオリファイングシリーズ(QS)とは
獲得ポイント・賞金を基準に1000、3000、5000とグレードが分かれており、男子/女子ともにQSツアーの上位者が参加できるCT(チャンピオンシップツアー)を目指し、年間ランキング上位を目標とし、世界を転戦しています。
プロジェクトの展望・ビジョン
私たちは、本大会を通して、競技サーフィンの更なる普及、次世代サーファーの育成、御前崎のサーフタウン化を目指したいと考えています。
競技サーフィンの更なる普及
2020東京オリンピックの競技に加わり、日本人メダリストも誕生したことで、多くのメディアで取り上げられた「サーフィン」。2024年のパリオリンピックにも採用され、2028年のロサンゼルスオリンピックでは「正式競技」として承認されました。
サーフィン(ショートボード)への注目度が高まっている今、世界レベルの大会を日本国内で開催することで、日本人サーファーの活躍の場として盛り上げるとともに、サーフィンが「競技」としてさらに多くの方に知ってもらえるきっかけにしたいと思います。
次世代サーファーの育成
例年、12月に開催されるジュニア世界一を決めるWJC(ワールドジュニアチャンピオンシップ)に出場するためには、ランキングポイントを加算する必要があります。
そのため、世界を夢見るジュニア世代のサーファーにとって、日本での大会への参戦が世界への近道であり、重要なステップとなっています。
そこで、本大会ではQS1000だけでなくQSJ(ジュニアの男子・女子の大会)も併催することで、ジュニア世代のサーファーたちにも世界を目指すきっかけをつくり、育成を図ります。
また、本大会には東京オリンピック日本代表の前田マヒナ選手、都築有夢路選手をはじめ、19年世界選手権でアジア最高位となる15位に輝いた松田詩野選手や、日本代表として牽引してきた脇田紗良選手など、世界で活躍する選手が多数出場予定となっています。
世界レベルを基準とした大会を通して、日本のトッププロたちの活躍を間近で感じることで、オリンピックや世界の舞台への夢や目標につながっていくことを願います。
御前崎のサーフタウン化
多数のビーチを有する静岡県は、2021年に日本初の競技用人口造波施設「静波サーフスタジアム」ができたこともあり、マリンスポーツの活性化が進んでいます。
御前崎市でも長年に渡ってサーフィンはもちろん様々なマリンスポーツを支援してきました。
ロングビーチにもたくさんのサーファーが集まるサーフスポットですが、さらに認知度を高め、御前崎市を『サーフタウン』として今まで以上に盛り上げていきたい。
そんな想いもあり、地域団体や地元企業が一丸となって、本大会の開催を目指して取り組んでいます。
地元の皆さんだけでなく日本各地からたくさんの人が集まり、賑わいをつくり出すとともに、御前崎から『サーフィン競技の魅力』を発信していきたいと思います。
また、御前崎出身のプロサーファーも多く、池田美来選手(14)が2022年世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得したり、佐藤李選手(16)が6月に開催されたQS5000大会で5位になるなど、今まさに世界で活躍しています。
2年後のパリオリンピック・2028年ロサンゼルスオリンピックに出場する選手を御前崎から輩出することを目指し、本大会を地元サーファーを育成・支援の一環としても捉えています。
御前崎市でのサーフィン国際大会開催は初の試みではありますが、競技サーフィンの発展・普及、次世代サーファーの育成、そして御前崎を盛り上げるべく、大会開催に向けて取り組んでいきますので、ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。
大会概要
- 大会名 : whitebuffalo OMAEZAKI Pro
- 開催日程: 2022年9月1日(木)~4日(日)
- 開催場所: 静岡県御前崎市ロングビーチ
- 公認 : WSL / ASIA (APAC)
- 特別協賛: whitebuffalo(株式会社ケイズプロジェクト)
- 主催 : WSL御前崎プロ実行委員会
- 後援 : 静岡県 / 御前崎市 / 御前崎市商工会 / 御前崎市観光協会 / NPO法人サーフアンドシー
- 協力 : 日本サーフィン連盟静岡2区支部 / 御前崎ローカルサーフコミュニティ / 御前崎スマイルプロジェクト / JAPAN JUNIOR PROJECT
- 競技種目: QS1000 Women's / QSJ Men's / QSJ Women's
ご挨拶
「Whitebuffalo OMAEZAKI Pro大会」が開催されますことを心からお慶び申し上げます。また、お越しいただきました皆様を、県民を代表して心から歓迎いたします。
豊かな自然に恵まれた本県は、約500kmに及ぶ海岸線を有し、魅力的なサーフスポットが多数あることから、サーフィンを愛する多くの方々で賑わっております。本大会を通じ、東京2020オリンピックから正式競技となったサーフィンの持つ魅力を多くの方々にアピールしていただきたいと思います。
選手の皆様におかれましては、日頃の練習の成果を十分に発揮され、素晴らしいパフォーマンスを披露していただくとともに、サーフィンを愛する仲間との交流を深めるなど、本大会が皆様の心に残る素晴らしい大会となりますことを期待しております。
結びに、本大会の開催に当たり、御尽力されました関係の皆様に深く敬意を表しますとともに、大会の御成功と皆様の御健勝を祈念申し上げまして、挨拶といたします。
Welcome to Omaezaki!ようこそ御前崎市へ!
御前崎市は三方を海に囲まれ、サーフィンをはじめ、ウインドサーフィンやSUPなど、マリンスポーツがとても盛んなまちであります。恵まれた環境から多くのプロ選手も輩出しており、5月後半から6月前半にかけて、中南米エルサルバドルで開催された「ISAサーフィン世界ジュニア選手権大会」では、本市在住の池田美来選手がU-16クラスにおいて3位、佐藤李選手においてもインドネシアで開かれた「WSLQS5000」で好成績を残し、アジアランキング5位と活躍を魅せております。
そんな本市において「White Buffalo OMAEZAKI PRO」が盛大に開催される運びになりましたこと大変うれしく思っております。世界レベルの選手が参加する大会を、ここ御前崎の地で開催することにより、サーフィン界におけるジュニア世代の育成や環境教育の普及に少しでも寄与できればと考えております。
結びに、大会を開催するにあたり、メインスポンサーであるWhite Buffalo様をはじめ、大会に協賛いただいている皆さま、今まで大会の企画や運営にご尽力を賜りました関係各位に厚くお礼申し上げるとともに、サーフィン競技の益々の発展と本大会の成功、国内外各地から参加される選手の心に刻まれるような大会となることを祈念し、あいさつとさせていただきます。
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